2022/06/12 21:24


ある日のお話し。

裏山の開拓もいくらか進み、

伐採した木材も種類が増えてきた頃。

手伝いに来てくれていた友人が、

なんだかよくわからないものを

生み出し始めてしまった頃(笑)

自分の作業用も兼ねて、

子供達も呼んで木槌製作をしました。というお話(笑)

ツツジ、キンモクセイ、カキ、コウゾ、ビワ、キシミ、ツツジ、バンジロウ、よくわからん木、etc



放置林から伐採した木。

枝も処分してしまうにはもったいなく感じてしまいます。

枝なので、だいたい直径30mm程が多く、曲がっており、

子供達とオッサン達の木工あそびに最適(笑)

素材の性質をみつつ、

好みの木を皆で各々選び製作しました。

使う部位を決めて、切断。

曲がったところや節等をどう使うかが面白い所。

丁寧に皮を剥いでいき、ひたすら研磨。

子供達も一生懸命。


あとは穴をあけ、

少しずつ差し込みのサイズを合わせて

叩き込めば完成。


こういう時、性格が出るものですね(笑)

とにかく皆喜んでくれてよかったです。

子供達が大人になっても

持っててくれる事を願って。

ちなみに私の木槌はキンモクセイとビワ。

木材としてあまり聞かないのですが、

キンモクセイは固く、木肌もきめ細かくいい感じです。

その後1年程観察してきましたが、

割れも少なめ、腐りにくいようで虫も付きにくい、

使いやすい木材のように感じました。

ビワは木肌も緻密でよくしなり、

あの宮本武蔵も枇杷の木刀を使ったとか

枇杷は柄の部分に使わせてもらいました。


男のわりに手小さめな私に合わせて、

細めの柄。

今では大事な相棒です。